事業のベクトル

「お金の稼ぎ方」が社員個々人の日常そのものであり、社会への存在意義です

当社の売上の推移とその割合

  • 第5期売上割合
    第5期売上割合グラフ
    売上規模 110(百万円)
  • 第15期売上割合
    第15期売上割合グラフ
    売上規模 152(百万円)
  • 第25期売上割合
    第25期売上割合グラフ
    売上規模 200(百万円)

直接 請負
下請 請負
直接 保守
下請 保守
直接 派遣
下請 派遣

 ※ 保守とは当社で作成したシステムの運用支援、当社製品の使用料としていただく売上を指しています。

01

請負契約である事

創業以来ぶらさなかった
方針です

当社も現時点では「ソフトウェアを作る事」でお金をいただくケースが収入の多くを占めます。
そしてこの「ソフトウェアを作る事」には大きく『請負契約』と『派遣契約』の2種類の形態があります。
簡単に言うと「この仕事をいくらでやります。」というのが『請負契約』で「この仕事やるのに月々いくらで人を貸します。」というのが『派遣契約』です。
当社は創業来、ずっと『請負契約』で仕事をやる事にこだわってきました。
実は会社の経営的に見れば、『派遣契約』の方がはるかに安定します。
入金までの時間は短いし、働いてさえいればお金は入って来るし、仕事もずっと見つけやすいからです。
それでも、当社が『請負』にこだわって来たのは圧倒的に自由度が高いからです。
「人事」「仕事のやり方」「作業場所」といった事が我々に委ねられます。
公平な環境の中で、精一杯工夫し、時に新しい技術も取り入れながら、ソフトウェアを構築する。そんな風に仕事をしていきたいと思っています。

02

直接契約である事

創業以来ぶらさなかった
方針です

ソフトウェアの業界は、お客様→元請け→2次請け→3次請け→... の構造で成り立っていました。
当社が創業した頃、見つけた仕事は5次請けや4次請けもあり、ブローカーと呼ばれる人たちにたくさん搾取されていました(笑)
この傾向は派遣法の改正等で随分変わりましたが、それでも多くの仕事が大手メーカーやベンダーで請けられる実態は大きく変わりません。
当社が直接契約を目指す理由は次の様なものです。

  •  ・ 仕事の担当は直接請けている会社が決定できる。
  •  ・ 仕事のやり方は元請が決定する為、下請けでは自由度は少ない。
  •  ・ お客様に近いところにいる方がいろんな情報が入る。
  •  ・ 仕事全体の評価は良くも悪くも元請に対する評価となる。
  •  ・ 元請けの方が価格は高い。

請負契約と直接契約のいずれを優先するか?当社の場合多くは請負契約を優先します。
前述のグラフで15期と25期を比較すると直接契約の割合は減りました。
その内訳は開発自体は丸投げしてもらえるケースだったり、特殊な機器を使う技術的に魅力的な仕事を選択してきたからです。
いわば、名より実を取ります。
直接契約の仕事を増やすのは簡単ではないからこそ、それを増やす為に、きちんとした成果を残す事、世間にアピールする事はやっていきたいと思っています。

03

プロダクトを事業の中心にしていく事

次に目指す姿です

プロダクトは自社で作成する製品・サービスです。
お客様のニーズから創造していくこの分野はまさに最上流の工程から始まる仕事です。
当社ではお客様により近いところで仕事をする為に、創業初期からこの事業に取り組んできました。
クラウド化が進むなど、世の中の変化とともにプロダクト事業は売り切りから、使用料でお金もらう形式に変化し、多少やりやすくはなりました。

当社ではホテル様向けのプロダクトを提供していますが、その全てに類似する他社の製品があります。
ライバルは当社の様な中小のベンダーだけではなく、大手メーカーもあれば、この分野だけで勝負している会社も、海外のメーカーもあります。
そんな中で当社は お客様の要望を真摯に聞き、知恵を絞り、開発の分野で鍛え抜いた技術力を駆使し、丁寧なサービスを実践する事でお客様を増やし、高いリピート率を維持してきました。
現在では使用いただいたお客様は200を越えました。

難しいが故に、評価をいただく喜びもまた一段と大きいものがあります。
プロダクト事業が当社の中心とできる様に今後も努力を続けていきます。

04

サービスの多様化

未来に描く姿です

当社がプロダクトを提供しているホテル業界を見ても、ITを中心としてその姿は大きく変化しています。
20年前は電話が主流だった宿泊の予約は現在では90%以上がインターネットを経由して入ってきます。
結果、楽天やじゃらんに代表される予約サイトや自社HPでの販売の仕方は営業成績に直結する生命線となりました。
この変化は当然ホテル様のスタッフの仕事そのものにも変化を及ぼします。
価格だけとっても、インターネットで公開するホテルの販売価格は1日に何度も変更される場合があります。
変更にあたっては、周辺ホテルの価格の調査等も行う為、これにともなう仕事は膨大なものになりました。

当社が今後目指すのはこれらの環境にシステムを提供していくだけにとどまらず、業務自体を請け負う(アウトソース)様に変化する事です。
我々は特定の業務を集中して行う事でノウハウが蓄積される事、業務が効率化できる事を経験的に知っています。
「業務をこなす為のシステムの提供」から「業務自体を請け負うサービスの提供」に仕事の範囲を拡大していきます。
仕事(サービス)の多様化は多くの雇用を生み、我々の価値を高める事になると考えています。

05

海外展開

未来に描く姿です

我々ソフトウェアの業界でもアジアの国々を安い労働力を提供してくれる場と考えてきました。
これは今も続いていますが、為替の問題から対象の国は 韓国→中国、今はベトナムやタイ等の東南アジアの国に変化しています。
当社もアジア進出を目指していますが、安い労働力を得る場ではなく、マーケットとして考えたいです。
視察に行くと、日本で当たり前にあるサービスがまだない事に気付きます。
また、貧しい国に行くと夜中に子供が扇子を売っていたりといった日本では考えられない景色もたくさん見ます。
当社はボランティアとして海外に進出しようとは思っていません。当社のサービスがその国の日常を豊かにし、自らも利益を得る事が目指す姿です。
結果として、我々のビジネスが新たな雇用を生みだす事ができれば、素晴らしい事だと思うのです。

ページトップまで戻る

お問い合わせフォームへ移動