東京ホテル会 コロナ禍の変遷4年推移の報告(2024年10月)

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みなさま、こんにちは。
東京ホテル会を主催しております高部です。

売上好調

2020年1月より始まった地獄のコロナ禍の変遷推移も今年で4年目となり、またコロナも5類に変更となり、観光やインバウンド需要も復活し東京は活況を呈しております。

【過去四年間の単価とRevPARグラフ】

東京ホテル会 過去四年間の単価とRevPARグラフ

10月は単価が18,965円、RevPARは17,228円となり、過去同月で大変良い売上です。
10月になり今までの暑さも弱まり、過ごしやすい日々が戻ってきて、旅行日和となった結果、好調なインバウンドお客様と合わせてとても良い状況となっております。

このような良い状況でも、苦しかったコロナ禍の三年間を忘れずに精進していきたいと思います。

以前も書きましたが重要な事なので何度でも掲載をいたします。

東京の宿泊業において2020年から2022年までの3年間は100年に一度の大厄災で暗黒の3年間となってしまいました。
コロナ禍による長引く不況により観光産業は体力を削ぎ取られてしまい、政府の各種支援策が無ければ危機的状況に陥ってしまったと思います。
厳しい、本当に厳しい綱渡りの運営を強いられていた都心の宿泊業界です。
コロナ禍で落ち込んだ観光経済を回す起爆剤として、全国旅行支援等の長期化と地域での振興政策等とインバウンドは必須だと感じております。

皆様はどうお考えでしょうか。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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