東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換(2024年3月)

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みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会が日本各地にあるホテル会様との情報交換をしております数値の2024年3月の報告をいたします。

東京はRevPAR驚異的な1万6千円オーバー、金沢も1万1千円とかなり良い数字です

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ(主要ホテル会比較)】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

【日本の主要ホテル会 情報】

日本の主要ホテル会 情報

東京のRevPARは2022年の12月より爆発的に改善しており、その勢いは強く今月もとても良い数値が続き、東京の一強状態に少し離れて金沢が続いている状況です。

元旦に能登半島で地震が起こり、マイナスの影響が強いと思われていた金沢のホテル会様ですが、地震発生直後より金沢のホテル様全体が活発に救済活動をされたり、また地元経済界や行政との連携もされて良い数字を維持されております。
本当に良かったです。

3月は卒業シーズンと花見と新入社員の受け入れ研修等で都内のホテルはとても忙しい月となりました。

今年もビジネス、観光・レジャー、インバウンドに卒業旅行と順調に集客でき、良い数字となりました。

4月は新入社員研修や花見シーズンとなり、それなりに動く時期となります。

以下は毎月同じですが書きます。

今はコロナ禍の3年間を塗炭の苦しみに喘いできた観光業からいたしますとまさに恵みの雨だと感じております。

やがて中国インバウンドが本格的に復活いたします。
世界中の方々に今以上に東京観光に来ていただきたいと願っております。
安心、安全、街がきれいで、人は優しい日本に来てくださいね。

この好調は全国旅行支援等とインバウンド解禁によってもたらされたもので、決してホテル業界が独自で活性化したものではありません。
まだまだ先は厳しいと思っております。

後は経済産業省の『3割出社、7割ワーケーション』を撤廃していただき、経済活動を優先して人流の動きを活発化する活動をして頂けますと幸甚です。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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