2024年3月 RevPARエリア順位

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コロナ明けから浅草は10位前後で推移

東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2024年3月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

今月も1位は銀座エリア、2位は渋谷・六本木エリアと安定の順位となっております。

3位から7位迄は大接戦の団子状態です。
ちなみに、今月の3位は赤坂エリア、4位は東京・秋葉原エリア、5位は新橋・日比谷・浜松町エリア、6位は上野エリア、7位は新宿エリアとなっております。
いつも通り3位から7位までは大混戦です。

東京の観光地として有名な浅草エリアは現在10位です。
コロナ禍が明けてからの順位はだいたい10位前後となっております。
浅草エリアはコロナ禍中は下位に甘んじておりましたが観光とレジャーが復活して10位前後の順位になりました。
浅草は東京有数の観光地なので、ここのRevPAR順位は東京の観光動向の重要な指標と思っています。

ほぼ先月と同じ内容ですみません。
以下も重要なのでそのままにしております。

銀座の単価がどんどん上がる事によって、東京全体の宿泊単価も上げやすくなりますので、銀座はこれからもプライスリーダーとして頑張って欲しいと思っております。

全国旅行支援等とインバウンドの復活で都内の宿泊特化型ホテルにもやっと朝日が射し込みはじめました。
しかし、コロナ禍中の暗黒の三年間で観光産業は大きな痛手を負っております。
継続的な景気浮揚策と各国(特に中国様)と仲良くしていただき、安心・安全・親切で綺麗な日本へどんどんインバウンドが来ていただきたいと強く願っております。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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