東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換(2022年12月)

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みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京ホテル会が日本各地にあるホテル会様との情報交換をしております数値の2022年12月版についてです。

天候に左右される各地のホテル

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

【日本の主要ホテル会 情報】

日本の主要ホテル会 情報

お蔭様で2022年10月より全国旅行支援とインバウンドも解禁となり各地のホテル会様も好調に推移をしております。

今回、金沢のホテル会様より、北陸エリアは12月後半に大雪災害の予報が出たため、宿泊キャンセルが続出し稼働がダウン。(実際は金沢の積雪10センチ程度)
との報告をうけました。

東京ですと平日に大雪予報がでると稼ぎ時となります。
銀行、証券会社、その他必ず定時に店舗をオープンしなければならない会社の方々がお泊まりとなり、稼ぎ時となります。
ところ変わればずいぶんと変わるものですね。

この好調は全国旅行支援等とインバウンド解禁によってもたらされてもので、決してホテル業界が独自で活性化したものではありません。
まだまだ先は厳しいと思っております。

後は経済産業省の『3割出社、7割ワーケーション』を撤廃していただき、経済活動を優先して人流の動きを活発化する活動をして頂けますと幸甚です。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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