東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換(2022年10月)

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みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京ホテル会が日本各地にあるホテル会様との情報交換をしております数値の2022年10月版についてです。

好調に推移するも新たな問題

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

【日本の主要ホテル会 情報】

日本の主要ホテル会 情報

お蔭様で10月より全国旅行支援とインバウンドも解禁となり各地のホテル会様も好調に推移をしております。

ここで好調となる事で問題化してきましたのが人の問題です。
長引くコロナ不況下で人員を減らしたり、清掃を外注から自社で行うように切り換えたりしているホテルでは、ここまで稼働率が上昇しますと現場は人手が足りず阿鼻叫喚となっております。
また、全国旅行支援につきましても手続きが大変で処理に時間がかかり、これも阿鼻叫喚の一因となっております。

しかし、全国旅行支援とインバウンドの解禁は約3年ぶりの慈雨なのでありがたく頂戴したいと思います。

後は経済産業省の『3割出社、7割ワーケーション』を撤廃していただき、経済活動を優先して人流の動きを活発化する活動をして頂けますと幸甚です。

日本にも一日も早く、イーロンマスクさんのような方が現れて『出社か退職の好きな方を選べ』でコロナ下でも経済を回す事の重要さを認識して欲しいです。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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