東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換(2022年9月)

  • 東京ホテル会日記
  • コロナ
  • 東京オリンピック
  • 売上分析

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京ホテル会が日本各地にあるホテル会様との情報交換をしております数値の2022年9月版についてです。

回復への期待

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

今月より水戸のホテル会様がご参加されました。
ありがたいことです。
水戸のホテル会様ですが、非常に良い数値で推移をされております。

実は日本各地の様々な宿泊施設様にお聞きしますと、コロナ禍がそれほど影響を受けていない、
いや、追い風となっている場所もございます。
コロナ禍では東京、大阪、名古屋等の大都市は大ダメージを受けてしまいましたが、インバウンドを多くは受け入れておらず、なおかつ工場等が隣接している地域はコロナ禍のダメージは少なかったと思われます。

また、有名な温泉地では海外に旅行にいけない方が大勢訪れており、オフレコだけどウハウハと言う羨ましい場所もございます。

曰く、『満室に出来るのだけど、今はコロナ禍で料理が部屋出しなので、運ぶ人がおらずしょうがないので満室にはしていない』
との東京からみればどこの世界かと思われる発言もお聞きしました。
羨ましい限りです。

いよいよ10月から全国旅行支援とインバウンド解禁が始まりました。
観光立国としての回復を期待いたします。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

ページトップまで戻る

お問い合わせフォームへ移動