2022年5月 RevPARエリア順位

  • 東京ホテル会日記
  • コロナ
  • 売上分析

銀座エリアが力強く上昇し2位に!

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2022年5月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

5月の順位は1位『渋谷・六本木』、2位『銀座』、3位『横浜・関内』となっております。

3月にまん延防止等重点措置も解除され約2カ月が経過しました。
まん延防止等重点措置の解除によってコロナに飽きた方々によって繁華街にはどんどん活気が戻ってきております。

そしてやっと銀座も復活し始めております。
銀座ですがコロナ前は単価の良いインバウンドに依存しすぎ、コロナ禍でインバウンドが途絶して大打撃を食らいました。
その後は、国内需要の低迷も加わり銀座の順位は低位から中位の間で推移をしておりました。
一旦、逃げた客筋はなかなか戻らないという好例ですね。

銀座エリアさん2位おめでとうございます。
銀座復活は渋谷、新宿、池袋と並ぶ東京の大繁華街なので大変喜ばしい事です。

残念な事に東京の観光地である浅草地区も動きが出てくるかと思いましたが順位に変動はありませんでした。
浅草エリアの方にお聞きしますと、人出はかなり増えていますが日帰りのお客が多く、宿泊には繋がってないようです。

インバウンドの一日も早い回復を望みます。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

ページトップまで戻る

お問い合わせフォームへ移動