東京ホテル会 2022年4月 月初めのオンハンド報告

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みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2022年4月の月初めのオンハンド報告ができましたので発表いたします。

4月は高水準、5、6月は低水準

先ずオンハンドについて説明をいたします。
オンハンドとはその時点での予約が入っている数の事です。
このオンハンドが多ければ多いほど予約で埋まっており、安心いたします。

4月の月初めのオンハンドですがグラフの黒線で表示しております。
4月のオンハンドは4月、5月、6月の予約数となります。

【毎月のオンハンドデータ比較】

毎月のオンハンドデータ比較

4月は良いのですが、5月と6月の予約数が悪いです。

4月はまん延防止等重点措置が解除と毎年に新入社員宿泊等があり高水準で推移。

5月は前半のGW期間の予約が悪く最下位。

6月ですがこちらも最下位となっております。
円安やウクライナでの戦争等の動きで先の予約の抑制が行われている可能性がございます。
元々6月は動きが渋い月なのですが今年はかなり厳しい動きになると予想致します。

感染拡大でまん延防止等重点措置が再開となれば苦戦は必至となります。
オミクロン株による感染拡大でのまん延防止等重点措置の再発令が無いことを祈るのみです。
このまま安定して上昇してゴールデンウィークと6月を乗り越えていきたい。

何度も何度も書きますが本当に一日も、一日も早い回復を願ってやみません。

日本経済を回す起爆剤としてGo Toトラベルや地域での振興政策は必須だと感じております。

皆様はどうお考えでしょうか。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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