2022年3月 RevPARエリア順位

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まん延防止等重点措置が解除により活発に

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2022年3月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

3月のエリア順位につきまして

3月21日にまん延防止等重点措置が解除になりました。またサクラの開花と共に人の動きも活発になってまいりました。

3月の順位は1位『渋谷・六本木』、2位『横浜・関内』、3位『新宿』となりました。

1位の『渋谷・六本木』は安定の1位です。

2位の『横浜・関内』は先月4位から2ランク上昇となっております。

3位は先月より1ランク下がって『新宿』となっております。

4位ですが『銀座』が上昇してまいりました。やはりまん延防止等重点措置が解除されて銀座の飲み屋さんも活発化してきたのでしょうか。

10位に『湾岸エリア』が上昇です、展示会等が活発化すれば更なる上昇も期待出来ます。

『品川エリア』がじりじり下がっております。ここは頑張って欲しいところです。

長引くコロナ規制で歓楽地は一時はメタメタになっておりましたが、ここに来て回復しております。

気になるのが浅草エリアです。現在も最下位です。このエリアは東京を代表する観光地なのでインバウンドや観光客が回復してくれなければ厳しいと思います。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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