2022年1月 RevPARエリア順位

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浅草エリアの回復を切望

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2022年1月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

1月のエリア順位につきまして

1位はいつものように安定の渋谷・六本木エリアです。
コロナになってからは、ほぼ安定して1位をキープしております。

2位も安定の横浜・関内エリアです。
横浜・関内エリアは2021年11月よりご参加ホテルが増えまして2位となっております。
東京と異なりインバウンドの影響も少なく安定をしておりますね。
横浜・関内エリアにつきましてはまだ参加ホテルが少なく、参加ホテルをもっと増やしてまいります。

3位は新宿エリアが復活しました。
12月は銀座エリアに3位の座を明け渡しましたが見事に復活。
蔓延防止が発令されましたのでお行儀のよい銀座はやや落ち込み、これからはこのまま3位をキープすると思います。

4位は池袋エリアです。
池袋エリアも東京を代表する繁華街、飲み屋さんも多く、強く上昇しております。

5位は銀座エリアとなりました。
銀座エリアはオミクロンの影響が大きく出たみたいで、他の上位エリアよりも落ち込みが強かったみたいです。

気になるのが浅草エリアです。
現在も最下位となっております。
このエリアは東京を代表する観光地なのでここが回復してくれば東京全体のマーケットも強く伸びていくのですが・・・

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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