東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換(2021年12月)

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みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京ホテル会が日本各地にあるホテル会様との情報交換をしております数値の2021年12月版についてです。

緊急事態宣言が解除され順調に上昇

【日本の主要ホテル会 RevPARグラフ】

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ

2021年9月末で緊急事態宣言がやっと解除されて、各地のホテル会様は10月、11月と順調にRevPARを上げていきました。

10月、11月は各地のホテル会様の中には県の補助金や都市の支援金等を上手に使い、旅行客の獲得をされていきました。
ちなみに東京都からの宿泊支援金等はありません。

12月ですが、京都と金沢のホテル会様のRevPARが下がっております。
これは感染性の高いオミクロン株により観光旅行へのマインドの低下が要因と推測いたします。

現在ご参加されているホテル会様ですが、京都のホテル会様、金沢のホテル会様、名古屋のホテル会様、大阪のホテル会様が2ホテル会ご参加されております。
(名古屋のホテル会様は稼働率のみのご参加です。)

ここからは同じですが、重要と思っており、そのまま掲載をいたします。

コロナ禍による長引く不況により宿泊産業は体力を削ぎ取られております。

厳しい、本当に厳しい運営を強いられている都心の宿泊業界です。

何度も何度も書きますが本当に一日も、一日も早い回復を願ってやみません。

日本経済を回す起爆剤としてGo Toトラベルや地域での振興政策は必須だと感じております。

皆様はどうお考えでしょうか。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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