2021年12月 RevPARエリア順位

  • 東京ホテル会日記
  • コロナ
  • 売上分析

銀座及び銀座周辺エリアが上昇

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2021年12月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

12月のエリア順位につきまして、
1位は安定の渋谷・六本木エリアです。
コロナになってからは、ほぼ安定して1位をキープしております。

2位は横浜・関内エリアです。
横浜・関内エリアは先月よりもご参加ホテルが増えまして2位となっております。
東京と異なりインバウンドの影響も少なく安定をしておりますね。
横浜・関内エリアにつきましてはまだ参加ホテルが少なく、参加ホテルをもっと増やしてまいります。

3位は銀座エリアが登ってまいりました。
先月に予想したとおり緊急事態宣言解除後は力強く上昇しております。
あと、銀座に近い新橋・日比谷・浜松町のエリアですが今回5位に上昇しております。
銀座・新橋は飲み屋も集中しており忘年会シーズンと相まって上昇しました。

4位は新宿エリアです。
新宿エリアですが先月は3位でしたが今月は4位となりました。
これは銀座に押されてしまったと推測いたします。
銀座のクリスマスのイルミネーションは別格ですので、仕方がないかと思います。

12月のエリアの動きでは1位が渋谷・六本木、2位が横浜・関内、3位が銀座となっております。

気になるのが浅草エリアです。
現在も最下位となっております。

湾岸エリアですが、12月はコミックマーケットがあり14位から13位へと上昇いたしました。
このエリアはイベントが無いと非常に苦しいエリアとなっております。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

ページトップまで戻る

お問い合わせフォームへ移動