2021年8月 RevPARエリア順位

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湾岸エリアが大躍進

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
東京ホテル会、2021年8月のRevPARエリア順位を発表いたします。

【エリアRevPAR順位グラフ】

東京ホテル会 エリアRevPAR順位グラフ

東京オリンピック・パラリンピックの効果で湾岸エリアが大躍進となっております。
湾岸エリアですが7月は急上昇で1位、8月は2位となっております。

順位上位には渋谷・六本木エリアがございます。
流石は若者の街、コロナなんか怖くないのでしょう。ナウなヤングのフィーリングの街ですね。

コロナ禍が始まる前は1位が定位置だった銀座エリアが10位となっております。
やはり、東京銀座は東京の要なので、もう少し頑張っていただきたいものです。

8月は最下位の15位だった浅草エリアですが、昨年の2020年12月は6位まで上がっております。
これはひとえにGo Toトラベルのお蔭です。Go Toトラベルが再開さえすればV字の回復です。

新宿エリアはコロナの初期に歌舞伎町のホストクラブとキャバクラが連日連夜にコロナ拡散の巣窟のように報道をされた余波で苦戦をしているような気がいたします。
報道や口コミって怖いですね。

今回は4位となってしまいましたが横浜・関内エリアはインバウンド減少の影響をあまり受けずにおります。
地元企業と地元個人の方々の利用があり良い順位をキープしております。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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