東京オリンピック様々の東京のホテル

  • 東京ホテル会日記
  • コロナ
  • 東京オリンピック
  • 売上分析

オリンピックで売上の向上

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京オリンピックが東京ホテル会のホテルに与えた影響についての考察です。

先ず図をご覧ください。

【稼働率7年間グラフ】

東京ホテル会 稼働率7年間グラフ

【ADR(単価)7年間グラフ】

東京ホテル会 ADR(単価)7年間グラフ

【RevPAR7年間グラフ】

東京ホテル会 RevPAR7年間グラフ

稼働率7年間グラフでは対前月で約10ポイントも上昇しております。

ADR(単価)7年間グラフでの対前月との比較では2,670円の上昇となっております。

RevPAR7年間グラフでは6月と比べて7月は1,985円増となっており、ほぼ倍増のRevPARとなっております。

東京ホテル会の会員様よりのコメントにより、オリンピック関連での売上の向上が見受けられたと言うコメントが多かったです。(オリンピックの影響無しというホテル様もございましたが・・・)

東京のホテルにおきまして東京オリンピックの開催は慈雨と言うべき事柄でございました。
無論、新型感染症の問題もまだまだ解決には向かっておりませんが、沈みがちな昨今ですが久々に明るい話題を頂きました。

オリンピックありがとうございます。

皆様は如何に思われるでしょうか。

著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

ページトップまで戻る

お問い合わせフォームへ移動