そして今年のGW。祭りはどうなったか?

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東京ホテル会、2021年のゴールデンウィーク

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は東京ホテル会の2021年のゴールデンウィーク(以下、GW)の状況につきましてご報告いたします。
東京ホテル会では毎年GW、お盆、シルバーウイーク、年末年始の期間の動きを詳細に分析しております。

会員ホテル様よりGW期間は日々の稼働率・ADR・RevPAR・室単価・コメント等のご提出をお願いし、会員様の間で個々のホテル様の情報を共有しています。

この度、紹介するのは集められた情報を集計したものです。

RevPARについては2017年から2021年までの平均値をグラフにしました。
このGWグラフは2017年から2021年迄のGW期間のRevPARの平均値のグラフです。
2021年ですが2020年と同様に絶望的に悪い数字となっております。
日本でコロナ禍が発生し始めたのが2020年02月よりで今年で2年目となりいまだに地べたをのたうつ数値となっております。
はっきり言いまして、このままでは東京の宿泊特化型ホテルは全て潰れると思います。

早急に何らかの対策が必要と思っております。
皆様はどのように思われておりますでしょうか。

【GWの期間】

GWの期間

【GWの稼働率】

GWの稼働率

【GWの室単価】

GWの室単価

【GWの客単価】

GWの客単価

【GWのRevPAR】

GWのRevPAR

【GWのRevPARグラフ】

GWのRevPARのグラフ
著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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