東京ホテル会 他ホテル会様との情報交換

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各地のホテル会様と情報交換し、生き残りの道を探っています。

みなさま、こんにちは、東京ホテル会を主催しております高部です。
今回は日本各地にあるホテル会様との情報交換についてです。

日本全国、厳しい状態は変わらず、希望の光はどの地域から差し込むのか?

先ず初めにお伝えしたいのは日本各地にあるホテル会は物凄く閉鎖的な組織が多く、情報交換なんて冗談じゃないというホテル会様もございます。

只今、情報交換をさせて頂いているホテル会様は先進の気概に富み、コロナ禍を乗り切っていくには自身のホテル会だけでは難しいと判断をして、どのようにすれば生き残れるかを他の地域のホテル会様と協力しながら生き残りの道を探っていく為の情報交換です。

ご参加されているホテル会様ですが、京都のホテル会様、金沢のホテル会様、名古屋のホテル会様、大阪のホテル会様がご参加されております。(名古屋のホテル会様は稼働率のみのご参加です)

グラフを見て頂けますと一目瞭然なのですが、RevPAR数値は見事なほど緊急事態宣言とリンクをしております。

京都や金沢という日本有数な観光都市は緊急事態宣言が解除されますとRevPARが跳ね上がっているのが目に留まります。

東京のホテル会としては羨ましいかぎりです。

東京と大阪はホテルが過剰気味でお客様の食い合いとなっており、まだまだ需給バランスが好転してはいないです。

ワクチンの接種と感染拡大防止対策が功を奏して一日も早い旅行需要の復活を切に望んでおります。

日本の主要ホテル会 RevPARグラフ
著者紹介

高部 彦二

東京のビジネスホテルに約40年間勤め、勤続中より、東京ホテル会を立ち上げる。
ホテル支配人として、東京ホテル会会長として、バブル崩壊、リーマンショック、3.11東日本大震災、そして今回のコロナショックと東京の宿泊特化型ホテルの変遷と進化を見続けてきた。
『これからの人を育てる』を信条に、品川区及び江東区の旅館組合長他、環境衛生協会、食品衛生協会等々、各種団体の重役として活動する傍ら、業界紙への寄稿も行う。最近のデータ分析は稼働率やADRよりも『RevPAR中心主義』を掲げている。

東京ホテル会

昭和60年、品川区・港区で営業中のホテルを中心に「情報交換と協力親和により共存共栄とホテル業界の向上発展に寄与する」事を目的として『東京城南ホテル会』として発足した。
その後、業界を様々に襲う危機の中、「各ホテルが生き残る為に必要な情報を得ることができる会」へと実践的な変貌を遂げ、平成10年『東京ホテル会』として都内全般のホテルが参加する会に発展した。
『競い合うことでしか生き延びる道は無し』をスローガンとして、毎月の稼働情報交換、他ホテル見学会、活動やセミナー・勉強会の開催等の活動を行っている。現在参加223ホテル、総部屋数43,429室。

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